桃パワー・ナイアシン(酸化還元酵素の補酵素)-未病への挑戦-まぐろぐ
"ナイアシンは、
桃に比較的多く含まれる。
「皮膚や粘膜の健康」に欠かせない。
また、「冷え症」にも効果を発揮するとされる"。
本ブログのレポートは、
ナイアシンの詳細を解りやすく説明し、
桃パワーの栄養・効果と、
桃と私達との関わりを記します。
次いで、北の漁師の流儀から、
生をうけてからの桃パワーを、
想い出すままに筆を執ります。
☆ 桃パワー・ナイアシン
○ ナイアシンは"桃に0.6mg/100g"含まれる。
-「旬の食材百科」
- キノコ類は干ししいたけ・まいたけなど、
野菜類は唐辛子・切り干し大根・かんぴょう(乾)・とうもろこしなど、
果物類はプルーン(乾)・アボガド・メロンなど。
- 飲み物では抹茶がだんとつ。
調味料ではドライイースト・カレー粉・顆粒風味の調味料(粉)・
コーンスープ・酒粕など。
- お菓子ではポテトチップス・ポップコーン・せんべい(甘辛)・
チョコレートなど。
漬物ではかぶのぬか漬け(葉)・かぶのぬか漬け(根)など。
- 魚介類ではたらこ・かつお・まぐろ類の青魚、川魚、赤物、
底魚、たこ・かにえび類、貝類にいたるまで。
肉類では豚と牛のレバー・焼き豚・鯨の赤身・鶏ささみ・
ビーフジャーキーなど、ホルモン類の一部まで。
- 海草類では味付けのり・焼きのり・わかめ(素干)・あおさ(乾)・
あおのり(乾)など。
乳製品では脱脂粉乳その他には見るべきものが無い。
◎だんとつの食品
- たらこ(生) 49.5g/100g
インスタントコーヒー粉 47.0g/100g
かつお節 45.0g/100g
○ナイアシンの働き・欠乏症・過剰摂取
- 脂質、糖質、たんぱく質の代謝に不可欠。
ナイアシンは二日酔いの原因となるアルデヒドを分解する。
お酒を飲むほどそれが消費される。
- "ペラグラ"、日光に当たりやすい顔や手足に炎症が起き、
悪化すると胃腸障害や精神障害を起こす。
- 大量に摂ると、
皮膚が赤くなったり、嘔吐や下痢、肝機能障害などが起こる。
通常の食事では過剰になる心配は無い。
注 ペラグラはアルコール依存症の人。
☆ ナイアシンの効能
- 脂質や糖質からエネルギーを産生する際に働く、
"酸化還元酵素の補酵素"として働いている。
ナイアシンはまず栄養素(グルコース、脂肪酸、アミノ酸などに由来)
に存在する水素を奪い、
奪った水素を"ミトコンドリア"に存在する電子伝達系に送り込み、
そこで水素が受け渡される過程でエネルギーが生成され、
最終的に水素は酸素と結合して水となる。
○抗酸化作用
- 体を構成する細胞は、
不飽和脂肪酸と呼ばれる細胞膜によって覆われている。
活性酸素はこの不飽和脂肪酸を酸化させて過酸化脂質を形成し、
その結果細胞は鉄が空気中の酸素の影響でさびるのと同じように、
さびて老化の進行やガンの誘発などの原因となる。
- 「活性酸素」
体内で酸素を使用する様々な代謝過程において、
そのごく一部が反応性の強い活性酸素となる。
"活性酸素は免疫機能をつかさどる反面、
過剰に発生した場合細胞を攻撃して傷つけてしまうこともある"。
引用 ナイアシンの効能-「ビタミネ」
注 ミトコンドリアは、→「ミトコンドリア病」
全身のひとつひとつの細胞の中にあって、
エネルギーを産生するはたらきを持っている。
そのミトコンドリアのはたらきが低下すると、
細胞の活動が低下する。
たとえば、脳の神経細胞であれば、見たり、聞いたり、
物事を理解したりすることが障害される。
心臓の細胞であれば、血液を全身に送ることができなくなる。
筋肉の細胞なら、運動が障害されたり、疲れやすくなったりする。
ミトコンドリア極め術-まぐろぐ_2nd+expert-未病への挑戦
☆ 桃パワー・「桃の葉の効果」
- 桃の効果は、実の部分だけにとどまりません!
実は、桃の葉にも様々な成分が含まれていて、
体にいい効果があるんです。
○「桃湯・ももゆ」
桃の葉には、タンニンやマグネシウム・カリウムなどの成分がある。
-「柿パワー・市田柿・南信州下伊那」
昔から桃の葉の薬理作用が知られていて、
江戸時代、人々は"夏の土用の日に「桃湯(ももゆ)」に入ることを
習慣"としていた。
桃の葉はあせもや湿疹に効果的なことから、
夏の暑いときに、桃湯に入ったというわけ。
桃の葉…といっても市販の桃には、葉が付いていません。
手軽に桃の葉の効果を試してみるには、
桃の葉エキス配合の入浴剤などを使ってみたら。
引用 「桃のアラカルト」
☆ 驚き桃の木山椒の木-北の漁師の流儀
- 桃を食った初体験は小学一年の頃、
井戸水で冷やしたとまと、すいかと共に桃も、
"しっかり洗って産毛をおとしてかぶりつく"
水道インフラが未発達、腹をこわしちゃどやされる。
夏のアイスキャンデーもこの伝でよく怒られた。
曰く、"赤痢の蔓延"がそら恐ろしい、大人達。
手塩に掛けて育ててからに、
一晩で召されては元も子もない、情けない。
≪桃栗3年柿8年、梅はすいすい13年、
柚子は大馬鹿18年、林檎ニコニコ25年、
女房の不作は60年、亭主の不作はこれまた一生≫
そんなわけで"小遣い銭"は渡されるはずも無し。
多分、山里から出入りのお百姓さんが、
物々交換で「"づき"と交換に薪と合わせて、
空のづき樽積んで馬車」で来たもんだ。
注 「づき」-肥・人糞肥料
○桃の実来たかガキ共待ってたホイ
- ほとんど堅くてすぐには歯がたたない。
桃とは堅い果物だ?
≪尻に帆を掛け目指すは井戸場
"きっつ(タンク)"さ浮かす桃冷やす≫
- どやされちゃかなわない出刃使いの見事さヨ
食うに堅くて皮が邪魔になる、
そこで覚える刃物さばきの腕の冴え。
- とまと、すいかの甘さと違うこの甘さ、
想い出される、
喉の味、舌の触りと口触り。
"お盆の頃だけの夏一番のフルーツ"
酒粕パワー・『さかすけ』-ダメージコントロール
- 大暑の候、秋は指呼のあいだ冬遠からじ?
まぐろぐ
H25 2013-07-24 1350
880円福島桃・訳あり-「産直食卓」