甘酒・飲む点滴・オールシーズン栄養ドリンク-ダメージコントロール-まぐろぐ  

甘酒・飲む点滴・オールシーズン栄養ドリンク-ダメージコントロール

本稿では、
飲む点滴と称される"甘酒"について
紹介します。
ブドウ糖に関連する糖尿病の概略を説きます。

次いで北の漁師の流儀「甘酒の思い出」を書きます。

☆ 飲む点滴・甘酒
 ○ブドウ糖がきわめて多い。
  『ブトウ糖』
  - 人間を含む、動物や植物が活動するための
   エネルギーとなる物質の一つ。
  - 脳のエネルギー源はブドウ糖だけ。
   血液中にあるブドウ糖の約50%は
   脳によって消費されている。
   脳を回転させるにはエネルギーが必要。
   "脳には1日120グラムくらいのブドウ糖が必要"。

   糖にはいろいろな種類があり、
   ブドウ糖以外の糖は、脳のエネルギー源にはならない。

 ○低血糖-糖尿病の治療のマイナス・時間を争う問題
  - 血糖値が下がりすぎると、
   脳へいくエネルギーもほぼゼロになってしまうので、
   脳は機能停止になってしまい危険この上ない。

 ○ブトウ糖との困った関係
  - とても脳にとって大事なそれは、
   困ったことに、これほど重要なブドウ糖であっても、
   脳の中には糖を貯めておくことができない
   常に血液から糖を得るしかない。

   ※また、このブドウ糖ですが、
    普通に食事をしていても、
    口からそのまま入ってくることは少ない。
    "食物を通じて体の中で作られていく"

☆ 主食となっているご飯やパン、
  めん類などのデンプン質の食物がメイン

 - ご飯やパンを食べて30分くらいたつと、
  血液中のブドウ糖(血糖)の量はピークになり、
  次々と脳に送り込まれていくことになる。

 



 ○脳に供給されずに余ったブドウ糖は、
  筋肉には『筋グリコーゲン』
  肝臓には『肝グリコーゲン』という形で備蓄され、
  体を動かすときの運動エネルギー源になっている。
  その量はそれほど多くない。

  



☆ 夜11時に寝て朝7時起床 その間ブドウ糖の補給なし
 - 筋肉や肝臓にためていたブドウ糖を脳は消費し、
  睡眠中も脳はブドウ糖を使っていますから、
  早朝はブドウ糖不足し、
  エネルギーが切れた状態となる。

引用 米山公啓(----きみひろ)医師 論文
   1952年山梨県生まれ。
   聖マリアンナ医科大学医学部卒業。
   同大学の助教授として研究と教育を続けた後、
   1998年2月執筆活動に専念するため退職。
   現在は、
   米山医院などで医師業を続けつつ
   作家活動を行っている。
   『もの忘れを防ぐ28の方法』(集英社文庫
   『もの忘れを90%防ぐ法』(三笠書房)など、
   10万部を超えるベストセラーを多数出版。


☆ 甘酒は江戸時代のオールシーズン栄養ドリンク
 ・さかのぼれば日本書紀にみられる。
 ・甘酒が庶民の飲み物として、
  喜ばれるようになったのは、
  江戸時代になってから。






 
 ・幼子から年寄りまで幅広く愛飲できることが、
  人気に拍車がかかった。
  それは、
 ○『夏の風物詩』-"甘酒売り"
  俳句では「夏の季語」ともなった。

 江戸の町の甘酒売り
  ≪ぬるま湯を辻々で売る暑いこと≫  
  
  実は売り声とは裏腹に、
  井戸水をくみ上げたときは冷たくても、
  路上で販売しているときには、
  この川柳にある状態であったことは想像できる。

  冷水に甘味を入れたり、
  『白玉入り』のものもあったが、
  日常の飲み水代わりには、生水を避けて、
  枇杷の葉を煎じ熱いものや冷ました
  『枇杷葉湯(びわようとう)』
  『麦湯(麦茶)』が飲まれたりしていた。





『冷やした甘酒』-"夏の暑気払い"

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☆ 甘酒の思い出-北の漁師の流儀
 - 甘酒のそれは、
  思い起すと「酒粕と甘酒」となりますか。

 ○「酒粕を飲ませるから早く寝ろ」-
  夜更かしをして朝寝惚れる
 ・冬、こたつに入って「着処ね」-うたた寝
  なんだかいい匂いがする、
  「そら、甘酒でも飲んでさっさと寝床に入って.....」
 ・母さん、お祖母さんと共に、
  なぜだかおやじどの、祖父さん達がいない。

  『女衆達だけの楽しみ-"帆待ち・帆待づ"』
   帆待ち-石巻ちょこっと話
  

 ・ 冬の木枯らし-しまい風呂に入って寝る前に
  男衆は寝てしまったしめたこの時だ、
  明日朝もシバレルようだ、
  「もう少し"ぬぐだまって"寝るベェー」

  こんな時、しょんべんに起きたガキ共が
  帆まづにあづかる。

 ○むしろ現代では冬の風物詩-すごい栄養価-ブドウ糖
  - 夏の季語となった甘酒ですが、
   冬季の風物詩として親しまれている。

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H24 2012-11-05 1500