フェリーで行く【番外編】春夏秋の北海道ドライブ-日記-まぐろぐ

フェリーで行く【番外編】春夏秋の北海道ドライブ-日記

冬を除く北の大地のドライブ、
"しばれる"時季のドライブはノーサンキュー。

裏話などまじえてとりまとめ、
「ここまで来れば北海道」

主として鰊の町留萌、しばれる旭川、ホタテ漁の紋別
富良野街道ルート、
意外と安いお菓子の帯広などと共に、
漁の街網走・釧路。

名もないひなびた温泉地と道道(=県道)の、
りあんばいをレポートします。

次いで、
気象など北海道にまつわるはなし-北の漁師の流儀
記します。

道道の徒然」食えなかったジンギスカン・ホルモンの店、
そして北海道ライクな体験記を紹介。

☆ 北の大地道道の徒然
 - 楽して早く走りたいなら道道ドライブに如かず。
  懐かしの道道をご覧あれ。
  
  北海道ドライブ-典型的な北海道ツアー
  
 ○西風にあおられる道道106号稚内〜天塩線-みんカラブログ
  
  - 「みんカラさんのドライブ記」は五月の春のよし、
   天候に恵まれ絶好のツアー日和68.1kmの北街道。
   
  - 小輩らは月遅れの盆すぎ"行きはヨイヨイ帰りは怖い"
   対向車なく風弱くをいいことに予定より早く稚内着。
   
  - 復路は、
   「帰りは盆過ぎには日本海から必ず西風が吹くからな」
   -「風は温度交換にほかならない」
    "上昇:風が強まる、低下:冬夕方風が凪ぎる"。
   
   案の定恐れ入りました。風速15m/sは"波とう"を見て解る。
   よくいう、「100km/hのスピードで100m間の距離を走ると、
   真横の風により10m落とされる」
   
   "当て舵"を操るべし。
   それはこうだ、「センターラインなどを目安に、
   車が一定の方向を指向する如く、
   常に風上へ舵を操作する」-北の漁師の流儀
   
  ○荒ぶる勇名とどろく「稚内手繰り」-北海道随一
  - さてその前に副港岸壁に憩うトロール
   背後にそびえる「ヤムワッカナイの山」
   このことが稚内手繰り乗りの安全牌なのだ。



   
   シベリアから吹いてくる西風-これをさえぎってくれる。
   稚内の港は東向き、
   湾口は北向き、冬場に満船して着氷の"トップヘビー。
   
   ≪船は傾く デッキ水のる 運をまかせの 手繰り乗り≫
   
   こうした話もあったとか。
   
   ≪やがて舵きる 面舵港 風は弱れど "かしがり"が≫
   注:かしがり-傾き・古語
   
   ここ変針点で、
   「舵の重心と船体重心にモーメントなどが働き、
   舵を切った反対側にかしがる-"外方傾斜"」
   -過度的な大きな傾斜=×2
   
   さほどしばれない稚内・日中温度が上がらない-観光
   
   底曳きの街・底魚の臭い・最果ての海の臭いと、
   独特の風情が感ぜられた。
   
  ○天塩/羽幌・苫前
   天塩名産-「青しじみ」-天塩グルメ便
-北海道のしじみブランド・安くはない。

   -"オルニチンが?倍入っているのコマーシャルよりも、
    大自然のものから。
    
    ≪鵜呑みにしない サプリ疑え ほどほどに≫
    
   はぼろ甘エビまつり-'13/6月29日・土〜30日・日
   10時〜15時 雨天決行
   "水揚げ量日本一の甘エビと羽幌の旬の味覚
   
   道道1049号-苫前小平線・苫前側・未開通
   
   小輩は行って見てきたのだけど身の毛もよだつ
   三毛別羆事件-国内最大の獣害事件-「種の断片」
   
   苫前町郷土資料館-「パパちゃんいろいろ見聞録」
   

☆ 帰りコース
 - 釧路〜幕別までR38号線をたどり、
  北の道ナビ-十勝マップ羅針盤として、
  
 ○帰心矢のごとし
  R336にのり襟裳岬をかわりR235と海を左に見て、
  苫小牧で一泊しR36〜R37〜R5そして函館

☆ 生ジンギスカン-旭川・帯広・札幌
- 箸を摂れなかった名店
 ○旭川成吉思汗大黒屋
 
  - 創業11年目だが人気が急上昇"生ジンギスカン"の店。
   北海道ジンギスカンの伝統にしばられない味。
   
 ○帯広ジンギスカン白樺
  - 創業昭和32年の十勝ジンギスカン一筋の老舗。
   
   白樺のジンギスカンは、
   ほんの短時間だけタレに漬けて味付けする。
   「生」に限りなく近いタイプ。
   
 ○札幌だるま-生ジンギスカンを全国に知らしめた
  - 創業昭和29年、
   そのタレはショウガの味がしない。
   
   それは細かく刻んだ"唐辛子とすったニンニクである。
   
   ※「焼き燗」と「お茶はタレの皿に注いで」くれる。

☆ 船と百姓の明け暮れの間-北海道ツアー
 - 水象、気象のひどい環境間命を永らえたが、
  冬はともかく春夏秋これが"蝦夷地"かと想うことしきり。
  霧がかかることは職務柄わかるが、
  天候急変については恐ろしいこともあった。
  
  夏盆過ぎ高速道で留萌向け旭川方面へ走行中、
  日が暮れてまもなく突然の"ゲリラ豪雨"に遭遇。
  
  一寸先も真っ暗とワイパーの効果なし。
  船乗りの「船員の常務」-Ordinary practice of seamanship
  よろしく機関回転を下げ、
  先行車のテイルランプを頼りに車間距離を適正につめ、
  ハザードランプは点けっぱなし、
  後車の存在を確認しながらおよそ1時間。
  
  その間サービスエリア・パーキングエリアがなかったか。
  「もらい事故」の危険を予期しながら、
  40〜50km/hにて走行した。
  
  船もそうだが視界不良の霧中航行が一番危険。
  路肩駐車も想定したけど、
  発見が遅れれば一巻の終わりと覚悟の極みだった。
  
  ※視界不良の戦訓として、
   "交通の流れ-行船状の"-痛感された。
   
   陸では豪雨と霧、沖では風が剣呑だ。  
   道道106号線は海上と同じ。
   
  ○道道の奇々怪々(主として道北・道央)
  - 深夜でもないが道道を対向車もなく走っているとき、
   いつの間にやら後続車が追いついてきて、
   あれよあれよという間に追い越してゆく。
   
   そうする間もなく急カーブが見えてきて、
   そこを過ぎるとさっきの車が全然見えない。
   
   こういった類いの話は枚挙にいとまがない。
   また、旭川関連では「ガダルカナルの攻防で全滅した、
   歩兵28聯隊・一木清直大佐・一木支隊先遣隊(916名)が、
   魂魄となってまずは懐かしの兵営に隊伍堂々の凱旋-
   「かつて日本は美しかった」
  
   営門は国道40号・「名寄国道」当時は「師団通り」
   護国神社向かい。
   
   このような話が結構あり参拝して往時を偲びました。
   
  - 自然公園朱鞠内湖-士別・R239/R275ルートで旭川の帰り
   
   白くなった枯れ大木の不気味さヨ、
   国道の高見からと湖畔に降りての町道道道・林道からの、
   眺めはまさに"三途の川の渡し場か。
   
   林立するそれらは"ある種のオーラ"を、
   感じない人はないに違いない。
   
  - 「閑話休題
   ビールは"サッポロか地ビール"
   内地のビールよりも北の人達にうけます。

防火防水防災-まぐろぐ

まぐろぐ
H25 2013-06-05 1540