滋養殖パワー・日本の素食-未病への挑戦-まぐろぐ
滋養食パワー・日本の素食-未病への挑戦
古くから日本各地には、
滋養食を用いた健康法が存在している。
「日頃からバランスのとれた美味しい食事をとり、
健康を維持することが大切」という考え方がある。
● 世界が注目する「日本型食事」
1960年頃の日本人の食事は、
摂取エネルギー中の脂肪の比率が低く炭水化物の比率が高く、
理想に近い。
生活習慣病の多発は、
現代のまちがった食生活が原因であることが指摘され、
「脂肪や精製・加工した糖分を減らし、炭水化物(デンプン質)を増やす」
● 伝統食・粗食・素食
日本の伝統食の特徴をざっくりと言うとすれば
・ごはんを主食として、おみそ汁、お漬け物に、
季節の野菜、魚介類、大豆製品、海藻、芋、きのこなど
幅広い食品を食べ合わせる。
・油脂の使用が少ない。
● 滋養食は健康の鍵
・スッポン
・うなぎ
・山の芋
・にんにく
・牡蠣
この五つが代表的な滋養食てすが、
このブログでは山の芋について紹介します。
●北の漁師のやってきた/やっている
このように筆を進めます。
● 山の芋
・山の芋は蔓性の多年草で、
一般に、山に自生する自然薯(じねんじょ)を山の芋、
栽培品種を山芋といいますが、現在は自然薯も栽培されています。
栽培品種には、長芋、いちょう芋、大和芋に大別されますが、
現在は長芋が主流で、最も栽培量が多いです。
・関東では、いちょう芋を大和芋と呼ぶこともあります。
大和芋は、関西地方に多く、別名つくね芋と呼ばれます。
・主成分は、でんぷんですが、"消化酵素のアミラーゼ"などを豊富に含み、
滋養強壮や疲労回復に有効です。
山の芋のぬめりには、ムチンという成分が含まれますが、
ムチンは胃腸などの粘膜を潤し、保護するので、消化を助け、
やはり滋養強壮に効果的です。
定番の「ネバネバ食品」ですね。
このほかにも、コレステロールを減らす働きのあるサポニン、
新陳代謝(脂質の代謝)をよくするコリンなどの成分も含まれ、
高血圧の予防や腎臓の機能を高めるのに役立ちます。
● 北の漁師がやっきた/やっていること
漁師の最高の滋養食を紹介。
いわゆる長芋とマグロの食べ方です。
どうやったら美味しく食べられるか、旨く味わえるか。
マグロの刺身(山掛け・鮪掛け)、
トロのしゃぶしゃぶをいつもと違う味わになるか、
・めったに食膳に出ない長芋とマグロの取り合わせ
そのまためったに手に入らない、大トロ、トロ、ほほ肉など。
・運良く「寝ワッチ」-投縄に起きなくてもよい。
○大トロのしゃぶしゃぶ掛け
かねの皿に醤油をなみなみと、
砂糖を加えて電気コンロの上にのせ、
待つことしばし沸騰したら、
手分けよろしく分担腕自慢-必ず一人は乗っている。
スタンバイしてある大トロスライス湯引きして、
しゃぶしゃぶじゃないのか湯引きとはこれいかに。
・沖じゃどっちもどっち、旨くのどをかわればそれでよし。
入るところはおんなじじゃ。
・こうしてワイワイ飲みにけーしょん。
「つかの間のふるさと偲びカアーちゃんの、
うさを晴らせよ赤道直下」
寝る間おしんで昼寝して-「潮のぼせ」
明日はいずこの潮にのる。
白河夜船の夢まくら。
・アルコールはジョニ黒、ビーフィーター、V S O P、バーボン。
・時代は下って、大人数の宴会は禁止とか。
とかくアルコールはトラブルの元。
少人数の個室でのそれは可。
・いくらでもアイデア次第で、
「食いたかったらこさえて食べろ」
マグロには飽きないんだけど代わったのが食いたい。
・マグロのほほ肉
たいてよし、刺身にしてよし、ステーキにしてよし。
吸い物、ぬた、焼き物すべてうれしい味だ。
○ 今は昔のマッカーサーラインのくびきを離れ、
内南洋、外南洋はいうに及ばず遠く大西洋までも雄飛した、
高度経済成長期の懐かしくも目頭の熱くなる一コマでした。
まぐろぐ
H24 2012-07-19 1030