大豆もやしパワー・ビタミンC-ダメージコントロール-まぐろぐ  

大豆もやしパワー・ビタミンC-ダメージコントロール


ダメージコントロール-まぐろぐ  
本ブログでは、
"大豆もやし"の栄養成分として、
"ビタミンC及びそれのコラーゲンとの関わり"、
"カリウム"と、"食物繊維"ついて順に説き、
"マグネシウム"を付記します。

次いで北の漁師の流儀とすすみ、
主としてビタミンCのない船内食卓の風景-
過ぎしかつての無野菜操業間の戦いを偲びます。

終いに「本ブログのまとめ」で筆を擱きます。



☆ 大豆もやしパワー・ビタミンC



 
 ○免疫力アップ
  ウィルスと戦う白血球の働きを強化する。

 ○ビタミンCは、
  コラーゲンの生成に必要不可欠な栄養素であり、
  ビタミンCの必要量を満たしておく事で、
  コラーゲンが細胞をしっかりと守るため、
  様々な病気を予防する。

  その他の働きとして、
血圧の調整、コレステロールの低減、胃がんの予防、
胃潰瘍の改善、免疫力の強化がある。

  鉄分の吸収を高める。
  抗ストレス作用を持つ、
  副腎皮質ホルモンの合成を促す。

 ◎ビタミンCの抗酸化作用
  ビタミンCのもうひとつの重要な働きは、
体の中のたんぱく質の30%を占めていて、
細胞の接着剤といわれている
コラーゲンの生成を促進していること。

 ◎ビタミンCの抗酸化作用は、
  自分自身が活性酸素を消し去るだけではなく、
  活性酸素によって酸化された
  ビタミンEを再生(還元)する。
  2〜3時間で排泄されるので、
  1度に摂るのではなく3食に分けて摂ること。

  ※コラーゲンコラーゲン調査隊
http://colla-gen.com/
  ・アンチエイジング-見た目年齢5歳若返り

☆ コラーゲンの効力
   コラーゲンは、様々な結合組織に、
   力学的な強度を与えるのに役立っている。

   若干の弾力性もある。
   特に、腱の主成分は上述のコラーゲン繊維が
   きちんとすきまなく配列したもので
   非常に強い力に耐える。

   腱には、筋肉が発生した引っ張り力を骨などに伝え、
   運動を起こす際に非常に強い力がかかる。

   また、骨や軟骨の内部では、
   びっしりと詰め込まれたコラーゲン細繊維が、
   骨や軟骨の弾力性を増すのに役立っており、
   衝撃で骨折などが起こることから守っている。
   また、皮膚の弾力性や強度に役立っている。

補酵素-コエンザイム酵素の働きを助ける
補酵素の多くはビタミンとして良く知られており
   生物の生育に関する必須成分(栄養素)である。
   http://www.healthy-wave.com/hansoku/enzymex/index.html

  ○一方、
こうした従来から知られている機能とは別に、
コラーゲンが、それに接する細胞に対して、
増殖、分化シグナルを与える、
情報伝達の働きも担っていることがわかってきている。

 

引用:Wikipedia


  ○["低分子コラーゲン"]-体内に取り込みやすく
   http://www.kora-gen.com/2008/11/post_40.html

  ○食べるコラーゲン-18種類のアミノ酸・脂質ゼロ
   
  ※コラーゲン注目のアイテム
   ・豚足とコラーゲン-10倍のビタミンB1を含む

   ・動物性コラーゲンと海洋性コラーゲンの比較


    -コラーゲンは、
     体内で消化するために必要な温度の制約がある
    -動物性コラーゲン-----35〜43度・吸収されず排出
    -海洋性コラーゲン-----15度・100%肌に吸収

   ・フィッシュコラーゲン-"煮こごり"
   タンパク質の分解が容易、
    消化しやすく細胞活性に優れている。

  

引用:「コラーゲン効果のすべて」


◎人工ビタミンCと天然ビタミンC
 ・人工ビタミンC
人為的に合成されたもので、
  トウモロコシなど化学的に分解しコルビン酸として
  大量に作られ、その際に石油を原料として
  薬品が使われている。

  石油は体内に吸収された際、異物と判断されるため、
  天然ビタミンCよりも吸収や分解はされにくい。

 ・天然ビタミンC
  アセロラなどの自然の植物から抽出され、
  吸収を助ける酵素、吸収を高めるフラボノイドだけでなく、
  働きを助けてくれるアントシアニンなども含まれおり、
  身体になじみやすいビタミンとなっている。

  身体に自然に吸収されるのは、
  人口ビタミンCよりも天然ビタミンCなので、
  サプリメントを選ぶ際は見極めることがおすすめ。

◎普段の生活の中で、
  食品から摂取することを心がける。


☆ 大豆パワー・カリウム

 ○高血圧の降圧作用 
  体液のナトリウム濃度が高くなると、
  濃度を薄めようとして水を取り込み
  体液の量が増えてしまうので、
  血管が圧迫され血圧が上がってしまう。

  カリウムには、
  ナトリウムの腎臓での再吸収を抑制して
  尿中への排出量を増加させる。
  これにより血圧を降下させる。

  また、細胞膜に働きかけて(酵素の活性化)、
  末梢血管を拡張させることによって血圧を下げる。

すなわち、
  カリウムとナトリウムのバランスにより、
  血圧が正常に保たれる。

  高血圧の予防のために、
  積極的に摂ろうという考え方に変わってきた。

 ◎カリウムは多くの酵素を活性化させる働きがあり、
  ゆえにも間接的にカリウムは、
  筋肉のエネルギー代謝や神経伝達、
  筋肉の収縮を補助する作用
がある。

  その効果としてカリウムは腸内の筋肉を働かせて、
  便秘を改善したり、腎臓における老廃物の排泄を促し、
  むくみをとる働きがあるといわれる。

 ・カリウムの欠乏症
  普通の食事で欠乏する事はない。
  夏場に大量の汗をかき、
  カリウムが汗と共に失われて起こる
  低カリウム血症が"夏ばて"の原因と言われている。
利尿剤を長く服用してカリウムの排泄量が増えると、
  脱力感や食欲不振といった症状が起こる場合がある。

 ・カリウムの過剰摂取
  尿中に排泄されるので心配ない。
  腎臓の機能障害で尿の排泄が困難だと、
  高カリウム血症を起こす場合がある。

引用
  カリウム-栄養素別食品一覧
  http://www.eiyoukeisan.com/calorie/nut_list/kalium.html 


☆ 大豆パワー-セルロース・物繊維
 食物繊維の一つであるセルロース分子式
 (C6H10O5)nです。

 これをご覧になればおわかりのように、
 繊維質は「水」と「空気(二酸化炭素)」からできるわけです。

 いかなる巨木もモヤシも、作られる原理は全く同じ、
 これぞ正に植物パワーです。

 ちなみに、モヤシに豊富に含まれる栄養素として
 有名なビタミンCの分子式はC6H8O6です。
 これも、同じく「水」と「空気」です。

 ○不溶性食物繊維・水溶性食物繊維
  ・不溶性のそれは、
   不溶性食物繊維は水に溶けず、水分を吸収してふくれ、
   腸壁を刺激して便の排泄を促進する。

   不溶性食物繊維の多い食品はよく噛む必要があるため、
   食べすぎを防ぎ、歯茎や顎を強くする。

  ・大豆もやしの含繊維量-----1.9g/100g

  ・水溶性のそれは、
   人体に有害な物質の吸収を妨げ、便として排出させる。
   糖尿病を予防。
   ブドウ糖の吸収速度を遅くし、
   食後の急激な血糖の上昇を防ぐ。

   動脈硬化を予防。
   水溶性食物繊維は、
   コレステロールの吸収を抑制する事がわかっている。

  ・大豆もやしの含繊維量-----0.3g/100g

 ○腸内クリーンアップ
  食物繊維は牛や馬などは消化して
  血や肉にすることができますが、
  人間にはその能力がありません。

  それで、
  不消化のまま腸内を通り過ぎて排泄される。

  そのとき不消化の食物繊維は水を吸って膨れ上がり、
  「タワシ」のように腸内を大掃除してくれる。

  さらに腸内の乳酸菌の繁殖を促進する効果もあり、
  便秘改善や予防にも非常に効果がある。

 ○エコノミックで簡単昼食-電子レンジでチン
  モヤシには、茹でる、炒める、蒸す、煮るなど、
  いろいろな食べ方がありますが、
  小輩は、
  昼食に限っておりますので、
  蒸してウドン、そば、ラーメンなど。

  耐熱ビニール製の蒸し器を使って、
  電子レンジで蒸す。  

  ※ポイント短時間
   蒸すという方法は、
   汁が出て栄養が逃げるということがなく、
   長時間の加熱、または高熱を加えませんから、
   栄養素もほとんどながれない。

引用 
 モヤシの効果-博覧強記・現代版養生訓

http://blog.livedoor.jp/asikenko/archives/cat_50034199.html

☆ 大豆パワー-マグネシウム酵素の抗力補助
 ○体内で300種類以上の酵素の働きを助けている。
  神経の興奮を抑えたり、体温や血圧を調整する。

 ○アーモンドをはじめとする種実類、
  魚介類、海草類、野菜類、豆類などに多く含まれる。

  私たち日本人は歴史的に、
  マグネシウムの多く含まれている未精白の穀物
  植物性食品を摂取してきた民族といわれ、
  今も穀物から最も高い率で摂取している。

 ・ちなみに、
  豆腐をつくる時に使われる「にがり-凝固剤」は、
  塩化マグネシウムが主な成分です。

  精製・加工していない食品に広く含まれ、
  ゴマやアーモンドなどの種実類、
  ひじきなどの海藻類に多く、加工食品に少ない。

引用
  栄養成分百科
http://www.glico.co.jp/navi/dic/dic_08.htm


☆ 北の漁師の流儀

 ○ビタミンC-マグロ類(鯖科)の恵みによって
  ・マグロのビタミンC-"刺身"
脂身-トロ、大トロ-----4mg/100g
   赤身-生きて揚ったマグロ、脂肪が醤油に広がる
   魚の旨さこの味だ -----2mg/100g

・期せずして滋味豊かなビタミンCの舌ざわり
   -エスキモー(Eskimo)の食の習わし
   -北の漁師の思い込み?

なにしろ魚が食いたくて船に乗ったようなわけでして、
好き嫌いはないもんだから漁師の仕事にはこまらない、
   腹がへっては戦にならない腹の虫に聴くべし腹七分。

   無視して食うと、眠くなる動作が鈍る赤道直下。
   及ばずながらも努めます。

・刺身-生食、唯一のビタミン摂り
  - 魚好きであればチョットしたチャンスあり
   海水で潮あじ付けて裁割(解体)のとき
- 頭をおとす-三枚におろす
   「ほほにく 心臓」洗わずに旨さほおばる舌ざわり。
   「大かま 大トロ」今宵の肴 しばしなだめて咽ならす。
 
  - あばらに残った中おち-しごいて「たたき」
   飽きてあましてあしたの丼「冷や汁」つくり。

  - ひれの身 尾柄のキール-酢みそ和え 酢の物 お吸い
酢の物は身体が要求するのか酢が食いたい、
   シンプルそのまま豪快に 自然の習わし伝統食。


  *1
   尾柄(尾鰭のつけ根)にある水平輶起線。
   泳走の時水流の乱れを防ぐとともに、
   揚力を得るものといわれる。
   またフィンスビライザーの効果を発揮。 

 ・乗っ込み(帰りコース)-復航の食糧確保
  操業千秋楽、
  魚艙一杯満船だ「餌レッコウ(Let's go)」-
待ってましたその一声。
  それ、「人の餌」-いいのを頼むぞ手すきの若い衆。
  まじめに投げるは馬鹿か阿呆か。

  - 餌のサンマを塩漬け、塩刺身、
   「メカジキ・頭の鉈たたき」
   そうです発酵食品-熟れずし 
- 水没せる未帰還のまぐろぐ
http://blogs.yahoo.co.jp/koko18ban_top/8808050.html
   ほのかに匂う 酢の味コクある口当たり。

  - 食ってこそ力
   栄養、野菜なんのその刺身に飽きたら焼き魚。
   塩漬け、味噌漬け塩水漬け。

   北の味噌 習わし大豆味噌

   それぞれ手分けして、
   なには誰それ、あれは誰それ名人がいるもんだ。

   ああ 食った食ったの幸せ文化の香り。

   南溟の船上少年過ぐ
   刺しとめし銛の血しぶきを
   浴びてほほえむ海の果て
   あすはいずこの潮にのる

 無野菜の時代
 想えば今は昔のグルメるC.D級でした。

☆ 本ブログのまとめ
  おこがましいながらつまるところ、
  運動はいうに及ばず日頃の生活態度かつ食習慣、
  対生活習慣病を第三者が診るごとく自分で解析、
  科学的研究をなし、己のアキレス腱と承知されよ。

  わかりやすくは"腹の虫に聴く"-喚起信号と心得て"
  このように思うところです。

  "サプリ頼むな己を頼め"
  
 ○我が国ではサプリは栄養補助食品-食品扱い
蛇足ながら、
  厳しい基準がないところから、
  信用のおける製造元、販売元を確かめる眼力が
  ポイントとしてあげられます。
  
  

 [http://blogs.yahoo.co.jp/maglogy/5040178.html:title=[北の漁師-炊ぎ-飯たぎ-キャベツパワー]]
http://blogs.yahoo.co.jp/maglogy/5040178.html


まぐろぐ
H24 2012-06-24 1630

*1:※尾柄のキール