レタスパワー・免疫力-ダメージコントロール-まぐろぐ

レタスパワー・免疫力-ダメージコントロール

本ブログでは、
淡色野菜のレタス(玉レタス-以下同じ)の"免疫力"として、

『白血球と反応させたとき野菜のエキスがTNF-α』の
強い活性と、「ファイトケミカル」の強い関与を、

2番目にレタスの"βカロテン当量"について、

3番目にレタスの"食物繊維"を説きます。

次いで、
北の漁師の流儀と続きます。
初めて食すレタス体験、
漁師リタイア後の農業体験、
「畑の最前線から」と題して述べます。


☆ レタスパワー・免疫力-TNF-α



免疫力の目安として、
腫瘍を壊死させる物質のTNF-α:癌細胞を壊死させる。

◎TNF-α:生理活性化物質-サイトカインの活性
 腫瘍壊死因子(TNF)--
腫瘍だけでなく広く生体防御に関わる
 重要なサイトカイン⇒白血球の活性化

 キャベツ、なす、大根といった淡色野菜や、
 バナナ、スイカ、なしなどに臨床で用いられる
 免疫賦活剤に匹敵する強い活性がみられる。

 また、海藻類にもサイトカインの活性に役立つ
 成分が豊富なことがわかっている。   
 
 ◎白血球のマクロファージ-しいたけパワー

  白血球のマクロファージは、
  古くなったり変質した脂質を処理することから、
  さまざまな生活習慣病の予防とも
  関係があることがわかってきている。
  

"ファイトケミカル"-キャベツパワー







引用



野菜・果物に強い免疫力-高齢化社会の食生活


☆ レタスパワー-βカロテン当量




 ・ビタミンA作用を、
  最もよく発揮するのはβ-カロテンであることから、
  ビタミンA作用をするカロチノイドを
  β-カロテンで代表して表したものが、
  "β-カロテン当量"である。

 ○β-カロテンとは赤橙色色素で、
  摂取すると体内でビタミンAに変化する。

  プロビタミンA(前駆体-不活性型)と呼ばれ、
  ビタミンAとしての効力を発揮する。

  ビタミンAは大量にとりすぎると、
  肝臓に運ばれていく途中でほかの臓器に
  とって毒性をもたらし(妊婦?)、
  過剰症を起こすことがありますが、

  β-カロテンは、
  ビタミンAが十分な体内に入った場合は変化をせずに
  そのまま体内(肝臓や脂肪組織)にたまる。

  またビタミンAに変わらず残ったβカロテン自体も、
  皮膚や内臓などの
  膜組織の健康を維持するために利用される。

  その後徐々にビタミンAに変わっていくので、
  過剰症を起こすことはない。

 ・β-カロテンが"シミ"原因防止
  シミやソバカスの原因となるメラニン色素は、
  紫外線によって発生した活性酸素によって
  生成が促進される。

  β-カロテンは、
  紫外線によって発生した活性酸素
  抗酸化作用によって無害化して、
  シミやソバカスの原因となるメラニン色素の発生を
  抑制する効能がある。
  

 ・抗酸化作用
  β-カロテン自体が
  どれだけ役立っているかははっきりしないものの、
  β-カロテンが豊富な野菜や果物を
  十分に摂取することによって、
  心疾患やある種のがんのリスクが
  低減することも示されている。

 ・食材や調理方法によって
  吸収率が10%以下から60%までと
  大きく異なる。

 ・油脂と食べると吸収がよいことから、
  効率よくとるためには、
  油脂を使った調理がおすすめです。

  生野菜を食べるとき、油炒めなど
  少量のドレッシングを使うとよい。

・食材としては、
  ニンジン・赤じそ・パセリ・ケール・ほうれん草・
  かぼちゃ・春菊・小松菜・せり・大根の葉・にら・
  パセリ・モロヘイヤなど、
  緑黄色野菜などが挙げられる。

引用 グリコ栄養成分百科


☆ レタスパワー-食物繊維

 ○栄養成分には、
  炭水化物もしくは「糖質」「食物繊維」と
  記載がありますが、
   
  「炭水化物」は、
  「糖質」と「食物繊維
」の合計で表される。

 ○食物繊維総量



 ・不溶性食物繊維-水に溶けない
  小麦、ふすまに含まれるセルロース

 ・水溶性食物繊維
  果物に含まれるペクチン

○食物繊維の1日摂取量は20g〜25gが理想

  現代人の平均摂取量は15gにも満たない。

 ◎食物繊維の効力-コレステロール値の抑制
  
  ・腸の中にある胆汁酸を吸着する働きがあり、
   コレステロール値を抑制してくれる。

  ・腸の中に食物繊維がたくさん入ると、
   胆汁酸は再吸収されずに排泄される。

  ・体内では胆汁酸が不足した状態になる。

   その為肝臓は胆汁酸を作ろうと、
   活性化しコレステロールをどんどん使う。

   血中コレステロール値は下がることになる。

  
リグニンの効力-ごぼう-大腸ガン予防
   
   ・ごぼう」に含まれている食物繊維は、
    消化吸収されることなくお腹の中を通過していく
    胃や腸をキレイに掃除してくれる効果がある。

   ・さらに腸内の乳酸菌の繁殖を促進する効果もあり、
    便秘改善や予防にも非常に効果がある

   ・美容やダイエットにもオススメな食材。

   ・動物性脂肪の吸収を防止する効果-動脈硬化予防

 ◎注意・摂りすぎると、
   下痢を引き起こし必要なモネラル分まで、
   排出してしまう。

  ※グルメる寒天5-食物繊維トップ74.1g/100g
水没せる未帰還まぐろぐ
   


☆ 北の漁師の流儀
 ○畑の最前線から-営農めぐる裏ばなし
・かれこれ五〜七年前、
  北見平野の一隅-たまねぎ、ビート、米作、人参、
  長芋、馬鈴薯、豆類など。

 ・人参の雑草とり-すべて人力・省人化は無理
  レタス収穫の機械化-は無理だろう、

  といいながら畑で包丁で切り箱詰め。

 ・まだあるのかよー、気の遠くなるような作業が、
  延々と続く。なにしろ畑の端が見えないもんだから
  それはそれは消費者にはわからんだろう。

 ・このような調子で「人参畑の草取り」
  Day man (日雇い→デメンとり・デメンさん)
-明治初期の開拓期アメリカ人技師を招聘して、
  アメリカ流の圃場造成した頃の呼び習わし。

  北海道の大原野アメリカ式がやりやすかった。
  当然大農式に適した畑の規模となる。

 ・年配の女の人-いわゆるおばあちゃん
  このようにまだ働きたい、パワーのある女性が、
  百姓に限らず漁師の浜仕事にもあるんですが、
  組を作ってグループで一日、一日雇われる。
   
  夕方にはその日のおあし貰って家路につく。

 ○このような「裏方」の活躍があって、
  北海道農業が成り立っている。
 
  したがって、おばあちゃん連中が老いて、
  櫛の歯の抜けるようにいなくなれば、
  北海道農業が衰退せざるを得ない。

 ・人参の雑草とりは、
  おばあちゃん達でないと出来ないはなしだ。
  仕事はていねい、元現役の杵柄で頑張るし、
  慣れた人達は得がたい人材だ。

 ・どのような戦術で営農してるのか知る由もなし。

 ・とにもかくにも人参が芽を出しおよそ二寸も伸びれば、
  グループに頼んでやってもらう。
  機械化が導入できないのは、
  人参の葉と草の葉の見分けが付かないし、
  伸びた葉の丈が同じぐらいの長さ、
  おまけに人参の根は雑草と比べれば弱い。

  これじゃあ人参の葉を根こそぎやってしまう。
  
  人参の葉は小さいうちは「双葉」
  -ねぎ、キャベツの葉もまたしかり。
  皆植物はこうだといわれている。


 ・このシーズンの帰り、
  十勝平野の農機製作所で見た馬鈴薯雑草の
  アタッチメントについて。
  大農式の畑なもんだから、
  畝の左右の傾斜、枝ぶりなど勘案して、
  トラクターからのパワーテイクオフで回す。

  そりゃ見事なもんですわ。
  蛇の道は蛇、感心しました。
  日本人はよく造る。

  
   
  ○初めて食すレタス-船内食事の風景
  ・「サラダ菜」と呼んだのではなかったか。
  ・積み込みリストを見るとLettuceとあった。
   乗り組み総員で積み込んだ後、
   全部梱包をほどいて各アイテムAll check.

  ・レタスなるものをマヨネーズを付けて-
   先進国の文化の所産
   むこうのマヨネーズは酸っぱいというより甘く、
   ほどよいクリームという味。
   いろも卵色ではなく白い。

  ・このマヨネーズを刺身、焼いたまぐろの身に
   醤油と混ぜて。
   この食膳はこの頃からはやったのかもしれない。
   陸ではやりませんな。



グルメる寒天-リスト-行方不明のまぐろぐ


☆ 後記
  こうしてみると健康問題は、

 「己の努力で自身の身体を診てそして己で治す」

  "サプリ頼むな己を頼め"

 ◎活動量計-オムロン

   くわえて近頃、
  カロリー消費の考え方として、
  『活動量』-活動カロリー-運動を意識する目安
<運動にとどまらず家事(労働)もまた含まれる>

  ※総消費カロリー=活動カロリー+基礎代謝 と、d
   計算される。

    北の漁師も目安として重宝してます。


まぐろぐ
H24 ‎2012-‎07-‎01 1500