トクホ・誰にでも効く誤解・誰でも誤解-ダメージコントロール-まぐろぐ
トクホ・誰にでも効く誤解・誰でも誤解-ダメージコントロール
トクホは、
健康食品の中で唯一、
製品ごとの効き目をデータで示すことが求められている。
国の個別審査があり、
認められた範囲でなら、
健康に対する機能の表示もできる。
しかし批判もある。
「限られた被験者での効果なのに、
どんな人にでも効くかのように誤解させている」
引用 高橋久仁子 群馬大教授 論文
健康食品には、
どんな科学的な裏付けがあるのだろうか?
本ブログでは、
トクホの誤解の問題点を説きます。
☆「誰にでも効く誤解」-誰でも誤解
・そもそも国の審査基準があいまいである。
・「どんな表示なら誤解を防ぎ、
消費者のためになるのか、議論が必要」
- 公益財団法人「日本健康・栄養食品協会」
※同協会では、
・63の成分で含有量などの、
品質規格をもうけている。
◎基準を満たした健康食品に、
『JHFAマーク』を付け、
品質を見分ける目安の一つとしている。
・流通する商品の中には、
含有成分すらあいまいなものがあるからだ。
☆ トクホ飲料-誰でも誤解
『脂肪を消費しやすくする』『体脂肪が気になる方』
とうたう
- 高橋さんは、
「この飲料の体脂肪低について書かれた低減効果について
書かれた論文を分析した。
効果の科学的根拠になったメーカーの実験では、
「被験者は体格指数(BMI)の平均が26という
『軽度肥満の人』
肥っていない人には効果がなかった。
- そして、
「ある学生は、スリムなのに"肥りたくない"と
この飲料を飲んでいる。
効果が限定的あることが伝わっていない"
と話す。
▼「いわゆる健康食品」は、
一般食品と同じ扱い扱いで、
国にデータを提出する必要がない。
品質にもばらつきがある。
☆ 国民生活センター
○2008年、
関節に良いとされる成分『コンドロイチン硫酸』と、
『グルコサミン』をふくむ
市販の錠剤、カプセルのいわゆる健康食品
18銘柄を分析した
- 有効成分は、
・コンドロイチン硫酸
表示を見ると
『コンドロイチン含有サメヒレ』・
『サメ軟骨抽出物』などまちまちだった。
表示だけでは、
有効成分の量が分からなかった。
3銘柄のコンドロイチン硫酸と表示したものでも、
実際の含有量が大幅に少なかった。
※「深海ざめ」と名うってあるが、
表層を泳ぐ「ヨシキリザメ」だったりして、
コマーシャルの表示と音声が、
結果論に終始しプロセスが分からない画面が多い。
また、
制作過程の説明が全くない。
いやしくも銭を取って商売にするからには、
もっと良識が欲しい。
--北の漁師
☆ 動物実験のデータで効果を宣伝-誰でも誤解
「そのまま人間に当てはめることはできない」
引用 国立健康・栄養研究所情報センター
センター長梅垣敬三さんが指摘
- その成分が有効だからといって、
その製品が人に対して本当に効果が
あるかどうかは分からない。
動物実験のデータで効果を宣伝する商品もあるが、
そのまま人間に当てはめることはできない。
▼健康食品の表示には、
人を使った実験で効果を計ったものから、
動物実験レベル、
有名人の体験談まで、
さまざまな表現が混じっている。
☆ 消費者庁の委託-誰でも誤解
海外の健康食品の現状を調べた同協会の結果
○韓国
- 科学的根拠のレベル
・「○○の助けとなる」
・「助けとなる可能性がある」
・「助けとなり得るが関連する臨床研究はまだ不十分」
などと分けているという。
☆ 北の漁師の流儀-誰でも誤解の解案
『鵜呑みにしないサプリを疑えほどほどに』
- 小輩らは、
「船内清水」を信用して飲んでいる。
これが信頼できないときに、
また甘味分が欲しいときに、
健康食品の飲料を飲むぐらいだ。
加うるに、
航海間・操業間、一日の間など、
「山場-正念場」があるもんだ。
決まって大変な身体の消耗となる-大々漁
○トクホについての解案
▲第一の解案-まず身体を動かす
・規則正しい生活行動。
・生活行動は朝起きてから夜寝るまでの、
あらゆる生活間の行動それは、
『基礎代謝量とエネルギー量バランス』なり。
それは、
これがバランスがアンバランスとなるため、
肥り余計なことを考え眠れなくなり、
『サプリ頼み』となる。
小輩の解案は、
サプリ頼むな己を頼め-
「サーチュイン遺伝子の活性化・不老長寿」
・ゆめゆめ運動サボって、
「病気になりたくない、長生きしたい、
ダイエットしながら腹減ってつまみ食い」
むしが良すぎるとはこのことか。
もってのほか、本末転倒。
諫める処なり。
▲第二の解案-目的集中-趣味、サークル参加など
・「これでいいのだ、そうだそうしよう」
眠れないほどの「どうどうめぐり」から
抜け出すのは難しい-精神衛生上の問題。
『日常性の打破』
・そうなったら、
カップルとあるいは「仲良しグループ」旅行、
地域社会(町内会など)積極的なお付き合い。
・安全保障として-皆のために何かする
日頃から集団のための自分のポジションを
不動のものとしておく。
◎カップル-「ご亭主の本領」発揮
どちらでも集団で立場が強くなれば、
悪い気はしないもんだ。
・「あの人に頼めば何とかなる、あの人が一番」
この心懸け-番外の大事な解案。
◎私たち日本人は、
「集団での仕事が得意」
それは、
「東京オリンピック・大坂万博」しかり、
古く歴史をひもとけば枚挙にいとまなし
家族単位のパーティーを組む-地震雷火事親父2・3
※集団行動への取り組み-人間は一人では生きてゆけない。
家族の絆・地域との絆!!
まぐろぐ
H24 2012-11-20 0950