4.0度気温上昇の日本(今世紀末)・河川氾濫最大4.4倍-防火防水防災-まぐろぐ

4.0度気温上昇の日本(今世紀末)・河川氾濫最大4.4倍-防火防水防災

地球温暖化による国内の影響について、
報告書の内容の紹介。

"気温上昇は世界より日本で顕著"に表れ、
今世紀末に世界の平均気温が3.4度上昇した場合、
日本では4.0度上昇。

豪雨が増え、
河川氾濫の確率が最大4.4倍になると予測。

次いで、北の漁師の流儀ながら、
対洪水災害の実戦を紹介します。

☆ 大雨・豪雨が増える
 ●北半球では気温の上昇幅が大きくなる
 - 今世紀末の世界の平均気温が、
  20世紀末に比べ1.8〜3.4度上昇するとしている。



  暑さへの環境適応-発汗で上手に体温調節-"核心温"
  
  "熱放散"
  ※100ミリリットルの汗・体重70キロの人・体温1度下げる。
  
  "暑熱順化"
  ※暑さへの耐性を高めるためには、
   日ごろから運動に慣れ親しんでおく。
  
 - 報告書は、
  日本で同じシナリオを当てはめると2.1〜4.0度
  上昇するとした。

☆ 最大4.4倍の河川が氾濫する確率とした
 ●雨は5%程度増え50ミリ以上/1時間降水量-極端な大雨増と予測
 - この影響で雨は5%程度増え、
  1時間降水量が50ミリ以上など、
  極端な大雨も増加するとと予測。

☆ 熱中症などその他の影響


 - "米の収穫量は増えるが品質が低下する。
 - ヒトスジシマカ-そのサイクル
 
  北上して北海道まで分布し、
  デング熱-温暖化が進むと国内で熱帯病が流行る
  そのリスクが増大する。
  
  ※報告書は、「すでに表れている影響に加え、
   中長期的に避けることにできない影響に対して、
   適応していくことが必要」と結論づけた。
   
 - 今回の報告を踏まえ、
  環境省などは2014年度末をメドに、
  政府全体の適応計画をまとめる予定だ。
  

参考 地球温暖化 「気温上昇 日本が顕著」
  読売新聞 2013-04-10 版


☆ 戦術・対洪水災害-北の漁師の流儀
 ●忘れもしない昭和56年8月24日の台風と温帯低気圧
  このときは"台風くずれの温低"となり、
  得意の"日和見"-気象の状況判断がやりやすくなった。
  
  温低となった台風は、
  前線を引っ張り雨域と"かわせの風域"が、
  歴然と空に現れた。
  
  これによって「対洪水戦闘」が的確にとれた。

 ○防水防御の戦闘
  当時"水扉門"現場では「水かさの水深"金玉までの丈"と判断。
  
  空はどんどん雲足早く-「台風の進路予測が当たるのかな?」
  土俵を運びに行く合間も、
  「温低に変ってくれればいいのだが」-変るはずだ。
  
  この戦闘間、
  伯父貴が畳を上げに来てくれる、
  分団員はこの班長以下3名と大先輩の親戚の伯父貴、
  それと常備消防署の署長、たったこれだけ。
  
  やがて空が明るくなり雨が小降りになってきた。
  たちまち吹くは"西風(かわせの風)"か、
  吹けよ吹けよと雨雲吹っ飛ばせこれからだ。
  
  『これで水かさは減る一方、さあ励め励め安堵の心』と。

  河岸に舫う船は今にも岸壁に上がらんばかりの時、
  死生を脱す。
  
  現役時代の火消の本領。
  
女所帯・銭であやつるドデブス女の仮設のサロン-日記
 

まぐろぐ
H25 2013-04-12 0540