新型「コロナ」広がる感染・ノロより弱い-未病への挑戦-まぐろぐ

新型「コロナ」広がる感染・ノロより弱い-未病への挑戦

新型コロナウイルスの感染が、
中東・欧州で広がっているという。

また、『マーズコロナウイルス』は、
どんなウイルスなのか心配だ。

これをレポートします。

次いで、北の漁師の流儀から、
『検疫』についてあのときの状況を述べます。

☆ 人から人へ爆発的に広がる危険性-MERS・「マーズ」
 - 人から人への感染が連鎖的に広がれば、
  爆発的流行につながる危険性もある。



  
  ◎半数以上が亡くなる-"致死率"。
   潜伏期間が9日〜12日と感染症としてはかなり長い。
   
   コロナウイルスの水際阻止は限界がある
   -「くらし☆解説・NHK
   
 - "鳥アンフルエンザ"に目が向いて医療従事者への周知が不十分。

☆ 患者の多くは"肺炎"
 - 国立感染症研究所の松山州徳室長によると、
  コロナウイルスはありふれた病原体で数十種類あり、
  
  人のほかブタや牛、鶏、猫、犬など、
  多くの動物から見つかっている。
  
 - 人に感染するのは普通は4種類で、 
  症状は「鼻水や咽の痛み」である。
  
  風邪の1〜3割程度はコロナウイルスが原因だ。
  
 ◎"ウイルスは増える過程で変異する"ことがあり、
  2003年に発生した「新型肺炎
  ・重症急性呼吸器症候群=SARS も、
  変異で生まれたコロナウイルスの一種。
 
 ※"マーズも新種"で、
  アラビア半島が発生地とみられるため、
  中東(Middle East)の頭文字などから名付けられた。 
  
  "遺伝子"を分析すると、
  コウモリのコロナウイルスに似ているが、
  それが起源かどうかははっきりしていない。
  
 - 遺伝子解析からこのウイルスは、
  約8000人が感染し、
  800人近くが死亡したSARSに類似し、
  
  SARS同様、
  コウモリがもともと持っていたとみられることが解った。
  
  ただ、中東で発生した理由や感染経路など多くは謎だ。
  
 ○ノロより弱い
 - マーズウイルスの潜伏期間は、
  10日ほどで熱や咳が出る。
  
  気管支に入り込みやすい性質を持っており、
  これまで確認された患者の多くが肺炎になっていた。
  
 - ノロウイルスに比べて弱いため、
  "消毒"がしやすい。
  咳などを通じて感染が広がっている可能性がある。
  
熱中症などその他の影響-4.0度気温上昇の日本(今世紀末)〜


☆ 天然痘-「検疫済証」の交付未了の出漁-北の漁師の流儀

 - 思い起せば、小輩が一人前の若い衆になる前、
  検疫済証の交付を受けないで国際航海に出る。
  
  出漁準備に忙しく気が付いたら土曜日、
  晴れの出漁は日曜日。
  船長はこれをはしょって知らんぷり。
  
 - ホノルルは我が国と検疫関連で取り決めがあった。
  それは明らかに天然痘の発症が、
  絶えてない、常在しない環境の下にあった。
  
 - それが"パナマのバルボア港"に寄港・補給した。
  「パナマ-特定の国」に出入りしたことにより、
  内地帰港が横浜の水揚げと決まり、
  やかましい横浜検疫所への届け。
  
 ○手荒く叱責をくらう-船長以下3名
  ただ平謝りに低頭する船長
 - 一番責任がない昔の若い衆、
  その次が司厨長・海軍の兵曹長上がり、
  なさけないのが Cap't の真っ青な顔。
  
 - 検疫官のいうには、
  「何事だ!! 天然痘で横浜を交通閉鎖」にしたいのか、と。
  
  「う〜ん、一船の長として横浜はいうに及ばす、
  日本全体のことも頭に入ってないのか!」
  
 - 予防接種を受けた人でも免疫の持続期間が、
  一般的に3〜5年といわれているため、
  現在では免疫を持っている人はほとんどない。
  
  そのため、生物兵器としてテロに流用された場合に、
  大きな被害を出す危険が指摘されている。
  
  全くそのとおりで、
  このシチュエイションが後々の戦訓となった。
  
  ≪青菜に塩の首を垂れる 二人見合わす長の面≫
  
  このように税関はもとより Quarantine Office は厳しい。
  通称 "Yellow Card 検疫済証" の格たるやかくの如し。

多剤耐性菌迎撃戦-まぐろぐ〜-海没せるまぐろぐ

※ 文中赤痢とあるのは「コレラ」が正しいそうです。
  訂正してお詫びします。

まぐろぐ
H25 2013-06-24 0510