H25年サンマ漁予測第二報-日記-まぐろぐ

H25年サンマ漁予測第二報-日記

"花咲港に、
道東沖のサンマ棒受け網漁で、主力となる100トン以上の大型船が23日、
根室の花咲港に初水揚げした。

例年に比べ漁獲量は少ないが、160グラム前後の大ぶりの魚体が中心で、
午前7時の競りでは高値で1キロ1,365円の値が付いた。

20日に初出漁した大型船53隻のうち、25隻が23日中に同港に水揚げ予定で、
小型船分も含めて今季最多の530トンの水揚げの見通し"

北海道新聞からの記事ですが、
この現況からは状況説明を脱しきれず予測にはならない。
海上保安庁の「海洋速報」などからの、
水温図をもとに「サンマ漁予測」を報じます。

次いで、北の漁師の流儀から予測第二報を発表します。

☆ 大型の28cmのサンマが主体となる
 - 160gとは"鮮魚"としてまずまずだが、
  28cm級を買ってまで食うとなると"10月のサンマ"となるか?

0820 第十八三笠丸 入港-「H24年サンマ予測第三報」

☆ H25年サンマ漁 今後の見通し-水産庁
 - 水産庁によると(H25 08-18)、
  道東から西経177度までの今年のサンマの推定資源量は208万トン。
  
  昨年より多いものの、豊漁だった2003、08年の半分程度にとどまる。
  漁業情報サービスセンターの渡辺一功さんは、
  漁期前調査による生息分布などから、
  "「漁期当初は不漁で、道東での漁場形成は9月以降」"と予測。
  
  魚体は比較的大型のものが多く、
  暖流の勢力が昨年より弱いことから、
  三陸海域に漁場が移るのは平年並みの10月上旬の見込み、と説明した。
  
 ※ここが見解の分かれるところで、
  「現在道東沖の暖流の勢力は思いの外強い」と思うところです
  北の漁師の流儀。

  また、元釧路水産試験場の小林喬さんは、
  この十数年、公海上での外国船による漁獲が増加していることなどから、
  
  「資源の有効利用を考えるべき時期が来ている」と指摘。
  「外国船も含めた年間の漁獲量は40万?45万トンが限度と判断している」
  と述べた。【井田純】
  
 ※私見 北の漁師の流儀
  しかるべき早い時期に、
  試験船、当業船を派遣して操業させ"漁撈実績"を確保する。
  

  それは「支那の漁船が密かに共産党政府のもと、
  実績づくりに来遊している」
  
  私ら沖で見ると"支那の船"-おもてマストに、
  紅い"五星紅旗(ごせいこうき)"を揚げている。
  遠くからでも見えるようにかなり大きい。
  
  この現実に立ち向かっていかなければ、
  "前沖・前浜"が「支那"虎網船"に侵されてしまう」
  
  今や"海軍力(国力)=漁業力(外交力)、
  カツオ-カツオ漁場で・・・「爆食」中国、世界の海で乱獲
  
  カツオはおろかサンマさえ食えなくなる。
  
  「虎視眈々の支那をどうするのか?」と。
  
 

引用 「毎日.jp」


 - 漁況

  魚群の来遊が遅れるため8月は漁模様が低調であるが、9月には上向く。

  魚体は漁期を通して、前年より大型の割合が高くなる。  




漁期前調査
  
 - 海況
  
  親潮第1分枝の張り出しは平年並み〜かなり南偏りで、
  三陸近海に冷水域が形成される。

  津軽暖流下北半島東方への張り出しは、
  平年並み〜極めて弱勢で推移する。

  三陸沖の暖水塊は北上する。




親潮第一分枝など

☆ 私見・予測第二報 北の漁師の流儀
 - 今漁期表面水温を見ると、
  7月からの推移を観察すれば、
  極めて強勢な黒潮が「向岸北上」し、
  
  釧路前沖などに接岸して"メジマグロ(小型のクロマグロ)が、
  建網で漁獲されていた。
  ※7月上旬〜8月中旬の地先水温
   11.23℃ 12.05℃ 14.65℃ 15.63℃ 15.65℃
   2013年7月の平均水温は12.71℃で、
   前年(2012年、11.69℃)と比べ1.0°高めで推移したが、
   
   平年値(1978-2007,11.56℃)と比べても1.2°高めであった。
  
  これが親潮第一分枝の南下を抑えている。
  いつまで続くのかここがポイント。
  
 - おそらくはサンマ適水温海区まで達して、
  サンマを補食しているものと思う。
  
  クロマグロはサンマ適水温と同等の水温と見れば、
  同海区でサンマ網で獲れるかもしれない。
  そうすれば若い衆はメジで鉄火丼だ。
  
 ◎現在沖では船頭が懸命のサンマ群の調査・探索中
 - 水温図から、
  "択捉島北端(潮波岬)から南東沖合もしくは、
  得撫島(ウルップ--)の南東沖合、
  15℃前後〜11℃弱の海区"
  
 - 潮流(潮・まで分らない陸船頭-悪しからず)
  大ざっぱな等温線図では、
  すなわち陸からでは等温線が混んでいない。
  
  それは「北半球では潮は水温の高い方を〜・・・」
  オッと、読者には(素人さんには)これは語れない。
  平にご容赦を。
  いづれ筆がほとばしることもあるはず。
  
 ○道東各港の水揚げの模様
 - ローカルの港の魚屋のはなし
  鮮魚需要が多いため日本の人達が一年ぶりで、
  待ちに待った今年のサンマ。
  
  とても地方の住民には手が届かない。
  
  ≪高嶺の花か花より団子 サンマ食いたし初サンマ≫
  
 - 小さいうちはいっぱい食って大きくなったらダイエット
  サンマは初物は脂がなくて旨くない。
  だいたい買って食うもんじゃない。
  
  前沖の10月のサンマ、これに如かず。
  サンマ料理動画特集-「逆境アクションプラン」
  
☆ 今漁期の予測-北の漁師の流儀
 ・8月11日
  黒潮が接岸し水温が高い。-報道機関。
  1820 メジマグロが釧路前沖の定置網に入網。
  
  かつてない漁模様だ。
  
 ・8月21日
  サバ(25cm位の大きさ)が大漁-0400水温20.46℃。
  大船渡の定置網(綾里崎・大入/小壁漁場など)に入網。
  
  漁体が一尺にでもなれば大した"値売り"できるんだが。
  
 ・ 当面一週間ないしは十日のサイクルで、
  黒潮系の傍流と親潮第一分枝のせめぎ合いが続き、
  
  色丹島出崎の東方沖から花咲沖東方沖までが漁場。
  いつもの年より沖目に推移して、
  
  "9月の水温帯がどのように変化するのか"楽しみだ。
  黒潮の盛衰次第です。
  
 - ≪俎板に 小判一枚初鰹≫ ≪初鰹 女房質に入れ≫
  初サンマに箸をつけたいのは山々なれど、
  まあ、お待ちあれ。
  
  それでも食いたければ大枚はたいて、
  脂の少ないサンマを食すのも江戸っ子の心意気。

  
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 - 次回は内地初水揚げの模様を予定す。
 
まぐろぐ
H25 2013-08-27 0600