運動不足=糖尿病・『糖質の70%が筋肉で消費』-未病への挑戦-まぐろぐ
運動不足=糖尿病・『糖質の70%が筋肉で消費』-未病への挑戦
"糖尿病は筋肉の活動と大いに関係あり"
筋肉は大食漢で最も大量に糖質と脂肪を、
消費する"臓器"なのです。
残りの20%は脳で消費され、
心臓・腎臓とかの臓器は摂取したすべての糖質の、
わずか10%を使ってるにすぎない。
じゃあどうするか、
その解決の術をレポートします。
次いで、北の漁師の流儀から、
操業間の過重活動量解消の対処法と考え方を記します。
☆ NASA宇宙飛行士-運動不足-"血糖コントロール"最悪
- アメリカでの7日間の"ベッドレスト(完全休養)実験で、
筋肉の糖摂り込み能力やインスリン作用の低下が、
劇的に起こることが証明された。
- 世界で最も健康管理がで来ているNASAの宇宙飛行士ですら、
地球に帰還すると、
糖尿病患者よりも血糖コントロールが、
悪くなっているのは現実のはなしです。
☆ 筋肉→エネルギー消費→インスリン→生理的メカニズム・代謝
- 筋肉でしっかりエネルギーを消費していれば、
インスリンとは独立した生理的メカニズムで、
糖は代謝される。
つまり、
『良く運動して筋肉を使っていれば、
膵臓に負担がかからないようになっている』
- これは、本来とても"効率がいい代謝"なのですが、
運動不足で筋肉がナマクラニなってくると、
膵臓は一生懸命インスリンを出して、
筋肉での"糖代謝"を促進しようとする。
その結果、膵臓は衰弱する一方で、
坂を転がるように糖尿病へと突入していく。
◎最近の日本人は老若男女を問わず、
運動不足で筋肉をあまり使わなくなり、
-「滋賀を歩こう」
森谷敏夫・京都大学大学院人間・環境学研究科 教授
筋肉の糖代謝に必要な"運搬車(糖輸送担体-GLUT4)"や、
脂肪燃焼に必要な"脂質代謝関連酵素"の働きが
極端に低下し、
肥満と共に糖尿病を発症するようになってきた。
-「運動不足を放っておくと」・主婦のための運動不足解消法
けっして"糖質の摂りすぎ"で、
糖尿病が起こっているのではない。
※脚注
「糖輸送担体-GLUT4」
-脳への糖輸送担体は24時間働く必要があり、
血液中のブドウ糖が増えても減っても
絶え間なく脳にブドウ糖を運搬する。
これに対して筋肉などでは食後 ...
筋肉への糖輸送担体に働くことを指令するのが、
インスリンというホルモンだ。
「脂質代謝関連酵素」
代謝UPでやせ体質になれる仕組み-「FYTTEweb」
-それぞれの物質の生体内での生化学的反応の過程を、
“糖代謝”や“脂質代謝”などと呼びますが、
この代謝能力を大きく左右しているのが酵素。
「体内で1日につくれる酵素量は限られており、
一定の範囲内で代謝酵素と、
食べものの消化に使われる消化酵素がつくられている。
そのため、消化酵素として使われる量が増えると、
代謝酵素として使われる分が減ってしまうのです」
☆ 食事の変化が糖尿病の原因であるならば・・・・・
- 最近の流行は「糖質ゼロ」 糖質カット謳った、
ビールや飲料がある。
-お米パワー・糖質カットのダイエットは「水の泡」
"高脂質食こそ肥満の原因、
『歩行』は安静時の3倍のエネルギーを消費する運動強度"。
※世界で最も有効なダイエットサプリである。
世界中探しても、
3倍もエネルギー消費がアップする
ダイエットサプリメントは売っていない。
◎糖質は"脳の唯一のエネルギーなのに、
なぜそのように騒ぎ立てるのか。
勘違いから糖尿病は糖分の摂りすぎで起こる。
昭和30年代食生活では、
国民一人当たり年間120kgの米を食べていた。
最近では当時の半分60kgしか食べていない。
厚労省の「2007年国民健康・栄養調査」によれば、
正確な記録が残っている1955年と比べて、
40倍近い人数になっている。
≪虫が良すぎる飽食のとき 己を頼め自律心≫
砂糖の消費量も大幅に減った今、
なぜ糖尿病が40倍にもなるのか。
ご飯などの糖質の摂りすぎで糖尿病がおこるのなら、
当時の日本人はみんな糖尿病に、
罹っていたはずなのです。
引用 森谷敏夫教授 論文
「私がご飯食をすすめる理由3
」
☆ 運動不足にならない-平素の生活が活動量+ 北の漁師の流儀
○平素の生活動作が運動不足を解消
- 運動をするという感覚でなくいつもの生活動作が、
健康に役立つ→身体活動と運動に分けて。
-「ライフケア」
要するに、「身体を良く動かす」-掃除・庭いじりなど。
○「かつての一番若い衆」-この老漁師-過労・睡眠不足解消
- 娑婆を遠く離れて絶海の浪も凍るか北海の、
≪ここ一番の山場漁場 目指す大漁心意気≫
1日の操業間山場あり、
否、一航海の間、一漁期の間またしかり。
ゆえにも「ここ一番」のシチュエーション。
≪お前達では魚が逃げる ダメだ辞めてけ陸上がれ≫
これがため「体力キープ、腹七分の銀シャリ、睡眠調整」
≪たまに来る来る大時化まだか 赤いションベン出るまでは≫
こうしていつ来るか分らないここ一番に備える-状況設定。
「自律心」の錬成に務める。
かの北前船の「水夫(かこ)」達もそうっだった。
予防医学→予知医学-未病への挑戦-まぐろぐ
まぐろぐ
H25 2013-07-06 1450